2020年11月29日

スタンピングプレートの収納ファイルを自作してみた

  



スタンピングプレートが増えてきて今までの市販収納ファイルが使いにくくなってきたので自作してみました。市販のA4クリヤーポケットをサイズに合わせてホットシーラー で仕切りをつけてあります。

今までは市販のファイル(無印とPLUS)を使っていました。
旧収納ファイル記事はこちら↓
スタンピングプレートの収納ファイル(2016/4/20)



MoYou LondonのプレートはA4サイズで6枚収納可能ですが横向きに4枚だけ入れて使っています。(左側縦の仕切り部分にはスリーブを入れてある)

理由は:
・縦の2箇所にプレートを入れると重くなり過ぎてページめくりしにくい
・ファイルを持ち運ぶ時にこの縦の部分に入れるとプレートが抜け落ちやすい
・スリーブを入れるとどのコレクションのプレートかひと目でわかる


上の写真の状態でプレートを約60枚ほど収納してあります。あと30枚くらいならこのファイルにまとめて収納できそう。1つのファイルで90〜100枚収納可能。ただ重さがかなりのものになるので重すぎるかも?(この2穴ファイルの幅は5.5cm)


自作なので色々なサイズのプレートをまとめて収納できるようになりました。

縦14.5cm×横9.5cmのプレート(写真はuber chic beauty)


縦5.9cm×横5.9cmのプレート(写真はcjsのsmall)






●使用したもの

・A42穴ファイル
・A4のクリヤーブックポケット
・ホットシーラー 
・セロファン紙(※写真には写っていません)
・アルミ製定規
・工作用紙(仕切り線のガイド用)
・カッターマット(プレート出し入れ部分の切り込みを入れる際に使用)
・段ボール(テーブル保護用下敷きとして使用)


A4 2穴ファイル・クリヤーブックポケット

ホットシーラー・アルミ製定規・工作用紙・カッターマット・段ボール




「ホットシーラー 」について

熱でビニールを圧着できるコテです。高温になるため取り扱いには注意が必要です。(やけどや火災には十分注意して使う必要があります。)
価格はホームセンターで1500円ほどでした。Amazonでも取り扱っています。

ホットシーラー 
写真の商品は「太陽電機産業(株)ホットシーラー HS-50(ローラー型)」です。温度調節機能はありません。今回使ったクリヤーポケットは問題なく使用できましたが、材質によっては温度が高すぎて溶けてしまうこともあるようです(その場合は別売のパワーコントローラーで温度を変える必要があり。)

圧着する際に「セロハン紙」が必要です。(アイロンの当て布のようなイメージで使います)これがないとビニールとコテがくっついてしまうらしい。
この写真の商品には小さなセロハン紙が同梱されていますが、ほんの少ししか入っていないため別途購入しました。(子供用の工作用品売り場で購入)

↓ホットシーラー ↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

グット ホットシーラー ローラー型 HS-50
価格:1350円(税込、送料別) (2020/11/20時点)


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●作成手順(ざっくりとした手順だけ)

・A4サイズに切った「工作用紙」でスタンピングプレートに合わせたガイドを作る(ガイドと言ってもプレートのサイズに合わせて仕切り用の線を引いただけのもの。)

・「工作用紙」のガイドを使いクリヤーブックに仕切りの線を引く(今回はボールペンを使いました。マジックでも良いですが線がクッキリ残ってしまうのでボールペンの方が良かった)

・プレートの取り出し用の切り込みを入れる。(クリヤーブックに下敷きなどを入れ片面だけに切り込みを入れました。)

・「ホットシーラー 」を使い仕切り部分を圧着する。(アルミの定規を使うと真っ直ぐ綺麗に圧着できます。※注意:プラ定規は熱で溶けてしまうため使えません!)


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今回加工したA4クリヤーポケットの枚数は約50枚ほど。色々なプレートに合わせてサイズを考えたり準備を含め丸一日かかりました。(一度作成してしまえば要領が掴めているので追加は簡単にできるようになりました)
プレートのサイズを測って切り込みの位置も工夫しないとプレートが抜け落ちやすくなってしまったりするので試行錯誤しながら作りました。
工作が好きな方なら結構楽しめるかも?

道具(ホットシーラー )が必要なことや作る手間がかかるので、プレートの枚数がそんなに多くないなら市販のファイルを使って整理した方が簡単かもしれません。





「自作したきっかけ」

当初は市販の仕切りの入ったクリアポケット を色々探していました。いろいろなプレートが入りそうなものをe-bayで見つけたのですが、100枚単位の販売で欲しい物を揃えると2万円に以上になるため辞めました。

e-bayで見つけたクリアポケット 

自分で仕切りを作れないか?と調べて出てきたのが「ホットーシーラー」を使うという方法。


"nail stamping plate storage"でググって調べてみたらスタンピングプレートホルダーを自作している動画がいくつかyoutubeにアップされていました。動画は2017年にアップされているものが多く、当時Facebookのstampingグループでシェアされていたようです。

Jenny Stoneさんのyoutube動画がわかりやすかったので紹介しておきます。
↓動画リンク↓
"Stamping Plate Organization DIY - Fuse Tool We R Memory Keepers || LaShenny21Nails"